全身脱毛の体験をするとしつこく勧誘される? 勧誘をかわすコツも伝授
脱毛サロンで全身脱毛を受けたいけれど、「しつこく勧誘される」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?現在の勧誘の実態はどうなっているのか、勧誘をかわすコツも交えて詳しく説明します。
脱毛サロンのしつこい勧誘はなくなってきている
今でも「行けば必ず勧誘される」と思っている人が多いのですが、現状では勧誘の状況が変化してきています。ひとまず昔のイメージを払拭して、現在の脱毛サロンの勧誘の状況を見ていきましょう。
数年前までしつこい勧誘が頻繁に行われていたのは事実
数年前までは強引な勧誘をしていたサロンが多かったことが理由で、消費者センターには消費者からのクレームが殺到していました。そのため消費者センターは各サロンにしつこい勧誘を改善するよう厳しく勧告を行い、それ以降はほとんどの脱毛サロンでしつこい勧誘を行わなくなっています。
口コミの評価が下がるため、近年では勧誘が減少傾向
今、脱毛サロン側がしつこい勧誘を行えば、あっという間に口コミサイトで悪い評価が流れます。場合によってはその口コミが拡散されて炎上、瞬時に悪いイメージが付いてしまいます。
悪い評判が流れると来客数はすぐに激減するので、そのサロンの経営は成り立たなくなってしまいます。
昔より消費者の立場が優位になっている
数年前なら強引に勧誘され仕方なく高額なプランを契約しても、クレームを言うところもわからず泣き寝入りする人が多かったです。ところが現在では口コミサイトの力が強くなり、消費者の立場が優位になっています。
そのため脱毛サロン側では以前のように、強く勧誘することはできなくなっています。
勧誘なのか、提案なのかを見極めることが大切
他のプランを提示することが、必ずしも勧誘というわけではありません。本当にお得なプランを案内してくれている場合も多いので、最初から話を聞かないというのはおすすめしません。
いろんなプランを教えてもらい、自分の予算や好みに合う最適なものを選びましょう。必要のないと感じるものはきちんと断れば、それ以上しつこく勧誘してくることはありません。
「無理な勧誘は行わない」と明示しているサロンも多数
最近では公式サイト上で、「無理な勧誘を行わない」と明示しているサロンが増えています。ただし同じサロン内のも押しの強いスタッフがいるケースもあり、勧誘がしつこいと感じるかもしれません。
そんな時には「公式サイトに勧誘がないと明示されていますよね」と強気で伝えると、それ以上勧誘されることはありません。
事前に口コミをチェックしておくと安心できる
・良い口コミ、悪い口コミ両方に目を通す
口コミをチェックするときは、良い口コミと悪い口コミ両方を見ておきましょう。サイトの中には中立な立場を装った広告サイト(ステマサイト)も存在します。さまざまなサイトで確認しておくと、信頼度の高い口コミが見極められるようになります。
・店舗数が多いサロンの場合、自分の通いたい店舗の口コミを探す
店舗数が多い大手脱毛サロンに通うことを検討している場合は、自分が通いたいと思っている店舗の口コミを探しましょう。同じ研修を受けて技術や接客のレベルが統一されているサロンでも、スタッフに個性があり、店舗によって雰囲気が異なる場合があります。
・ネットの口コミ情報を信じ過ぎない
ネット上には、また聞きや噂レベルの口コミ情報が氾濫しているので、信じ込み過ぎるのはよくありません。通いたい脱毛サロンの情報がある程度把握できたら、今度は実際に無料カウンセリングを申し込んで、どんな店舗なのかを体験してみましょう。
脱毛サロンの勧誘をかわすコツ
脱毛サロンの勧誘は減少する傾向にありますが、中小のサロンではひどい勧誘を続けていることもあります。無料カウンセリングでもししつこく勧誘された時には、以下の方法でかわしてください。
予算が少ないことを伝える
あらかじめ予算は○○円までしか支払えないと伝え、お金がないことをアピールしておきましょう。どの脱毛サロンにも格安の体験プランが準備されているので、それだけを目的に来店する人もたくさんいます。
スタッフにお金がなくて格安プランだけが目的の人だと思われたら、プランの紹介はあるのですが軽い説明程度になる傾向が強いです。
カウンセリングシートの職業記入欄
会社員と書くと毎月収入がある人と思われるので、ローンを組むよう勧められやすくなります。カウンセリングシートの職業記入欄には、「無職」や「主婦」と記入すれば、ローンを組むのが難しくなるので勧誘が少なくなります。
また結婚準備や海外旅行、引っ越しなどで近々お金を使う予定があり、脱毛サロンに資金を回す余裕がないと伝えるのも効果があります。
自分に契約の決定権がないと伝える
未成年の場合、親権者の同意がないと契約ができません。「両親にお金を出してもらうので一人では決められない」と伝えれば、両親に相談するようアドバイスされます。また「旦那や彼氏の許可がないと、後でバレた時に困るので、一度家に帰って相談したい」というように伝えるのも効果があります。
友達について来てもらう
勧誘をされた時に「契約する気はありません」ときっぱり断れる人はいいのですが、勧められると断れないタイプの人はの場合は、友達に同行してもらうのがおすすめです。1人では断りにくいことでも友達が一緒なら相談しながら判断できるので、勧誘をされても断りやすくなります。
ただし友達がカウンセリングを受けてその気になってしまったら、同時に契約することになりかねません。「予算は○○円まで」、「今日はこのプラン以外は契約をしない」など打ち合わせをしてから、カウンセリングを受けるようにしましょう。
勧誘された時に断る理由を決めておく
勧誘されたら断ろうと思っていても、緊張してとっさに断り文句が出てこない場合があります。どんな台詞で断るのか、事前に考えておくのがおすすめです。
断り文句は「契約しません・できません」、「考えていません」など、きっぱりストレートに伝えましょう。「考えておきます」などの曖昧な言葉ではスタッフもどちらなのか理解しにくく、さらに色々と勧めてくる可能性が高まります。
究極の断り文句は?
大手サロンではまずしつこい勧誘はないと思いますが、万が一勧誘を受けた場合は究極の断り文句を言いましょう。
「以前通っていたサロンの勧誘がひどくて嫌で退会しました」
「クーリングオフは使えますよね?」
「消費者センターに相談をしてもいいですか?」
このような台詞であれば、強気の脅し文句にもなります。どの台詞でも脱毛サロン側にとっては歓迎できないことですから、それ以上勧誘されることはなくなります。
まとめ
脱毛サロンへ行くと、必ずしつこい勧誘を受けるという悪いイメージは変化しましたか?勧誘と紹介や説明の違いは、受ける人によって感じ方が違います。勧誘がひどくて契約書にサインするまでは帰してもらえないというようなことは、現在の脱毛サロンではほぼ考えられません。
万が一勧誘を受けたとしても、上記の内容をマスターしておけばまず心配はありません。しっかり断るときの言葉を考えてから、無料カウンセリングを受けてみましょう。